パソコンを使ったことがあるのなら一度は聞いたことがあるとは追うこれらの言葉「ファイル・フォルダ・ディレクトリ」の違いを説明していきたいと思います。
本棚に本がたくさん入っているようにフォルダ(ディレクトリ)の中にファイルが入っていることをイメージしながら読んでみてください。
本棚がフォルダ(ディレクトリ)、その中に入っている本がファイルと言うことになります。
ファイルとは
ファイルとは、例えばExcelファイルやWordファイル、音声ファイル、映像ファイルなどを指します。
普段はわざわざ”ファイル”まで言わないですが、上にあげたようにそれぞれの”データのまとまり”を「ファイル」といいます。
ファイルと拡張子
「mp3」って聞いたことありませんか?
先ほどファイルとはデータのまとまりといいましたが、そのデータの種類を区別するために使うのか「拡張子」です。
「mp3」も拡張子の一つで、音声ファイルを表しています。ほかにもいろいろな拡張子があります。有名な拡張子の一部を下の表でまとめているので、知っているものがないか確認してみましょう。
拡張子 | ファイル |
---|---|
txt | テキストファイル |
wav | 音声ファイル |
mp3 | 音声ファイル |
文章ファイル | |
jpeg | 画像ファイル |
xlsx | 表計算 Excelファイル |
docx | ワープロ wordファイル |
上の表を見てもわかりますが、音声ファイルを表す拡張子は一種類ではありません。そのほかも同様にたくさんの種類があるということも覚えておきましょう。
「ファイル名.拡張子」で表します。
例えば
「給与.xlsx」ならExcelファイルを表しています。
「旅行.jpeg」なら画像ファイルを表しています。
- ファイルはデータの集まりを表す
- 拡張子でファイルを区別する
拡張子を表示する方法
自分で作ったファイルを確認してみると最後に拡張子がついていることが分かります。
もし、拡張子が書かれていない場合は、設定をいじってみましょう。
方法1
- 画像の赤枠「表示」をクリックします。
- 次に「ファイル拡張子」のチェックつけます。
方法2
- 画像の赤枠「表示」をクリックします。
- 右端の「オプション」をクリック
すると「フォルダオプション」が開くので、「表示」をクリックします。
次に、下の赤い矢印にある「登録されている拡張子は表示しない」という項目のチェックボックスを外します。(画像のようにチェック✅がない状態にします。)
これで、拡張子を確認できるようになりました。
もし、拡張子の表示が邪魔なら✅をつけると表示されなくなります。
フォルダとディレクトリ
次に、フォルダとディレクトリですが、これらは同じ意味です。
ともに「ファイルをまとめて入れておくためのもの」だと思っておきましょう。
Windwsのパソコンではファイルという言い方をしますが、ほかのパソコンではディレクトリという言い方をするみたいですね。
どちらで呼んでもらっても意味は一緒です。
上の画像には、英単語.pdf、給与.xlsx、文章.txt、旅行.jpgなどのファイルがありますが、これらのファイルは「ブログフォルダ」に入っています。
上の太い矢印で確認できますね。
下の細めの矢印もフォルダを表しているのですが、このようにフォルダの中にフォルダを入れることもできます。
もちろん、フォルダでもディレクトリでも同じです。
赤い四角の部分では新しいフォルダーを追加できます。
- フォルダ = ディレクトリ
- ファイルをまとめて入れておくものをディレクトリ(フォルダ)と言う
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まとめ
今回は、ファイルとフォルダとディレクトリの違いを見ていきました、拡張子などの細かいところはおまけですが、ぜひファイルを使うときに確認してみてください。
冒頭の本棚をイメージすることを思い出しましょう
本棚の中に本がたくさん入っているように、フォルダ(ディレクトリ)の中にファイルがたくさん入っているのです。
その本のジャンルを分けるのが拡張子です
また、本棚の中に小さい棚を入れられるようにフォルダ(ディレクトリ)の中にもフォルダ(ディレクトリ)を入れることができます。